

朝早くセブシティを出発して、車で南へ約4時間。 都会の景色から少しずつ離れていくにつれて、空気の雰囲気も街の色も変わっていくのがはっきりと分かる。 高層ビルが並ぶセブシティの喧騒を抜けると、徐々にローカルな家並みやのどかな田園風景が広がってくる。道路沿いには小さな売店やバナナの木が点在し、観光都市から一気に“南国の田舎町”へと切り替わっていく感覚は、このツアーの大きな魅力のひとつだ。 【オスロブ到着〜待ち時間もローカル体験】 オスロブに到着したら、まず整理券を受け取り、順番が呼ばれるまで待機となる。 この待ち時間が意外と長いが、逆にこの時間の過ごし方がオスロブの楽しみ方のポイントでもある。すぐ近くにあるツマログ滝へ足を延ばすのもよし、ローカルのカレンデリアで朝食を取るのもよし。 【いよいよジンベエザメとの対面へ】 自分の番号が呼ばれると、ライフジャケットを受け取り、注意事項の説明を受ける。 ジンベエザメには触らないこと、一定の距離を保つことなど、自然と共存するためのルールがしっかりと決められている。ここでは“見るだけの観光”ではなく、“自然の中に入らせてもらう体験”という意識が強い。 説明を終えるとボートへ乗り込み、わずか5分ほど沖へ出ると、すでに水面近くにたくさんのジンベエザメの姿が見えてくる。 ボートマンの合図とともに海へ飛び込むと、目の前に現れるのは圧倒的な存在感を持つジンベエザメ。巨大な体でありながら、動きは驚くほどゆっくりで、こちらへ静かに近づいてくる。 その姿は迫力があるのに、不思議と恐怖はなく、むしろどこか穏やかで優しい印象すら受ける。 【都会から一気に自然の世界へ】 セブシティの都会的な風景からわずか数時間で、ここまで環境が変わるのは非常に印象的だ。 高層ビルが並ぶ都市から、静かな漁村、そして手つかずの海の世界へ。 この“ギャップ”こそが、オスロブツアーの最大の魅力だと感じる。